津波の日、石巻でどう過ごしたか その1

2011.11.08 08:57|2011年の震災
Sさん仕事中

先生とか、有名人とか、特別な人ではないけれど、
私は昔から石巻のSさんの事を尊敬していました。

(昔のバイト先でご一緒させていただいた方です。)

男の中の男!というイメージで、優しく強い方。

前回も電話で聞いた体験談を少し書きましたが、
今回は直接お会いして、もっと詳しく聞かせていただきました。

Sさんがあの日~数日間どう過ごしたのかを
現在の石巻の写真を交えながら、伝えたいと思います。


石巻市民病院
石巻市立病院 海岸から500m

地震のあった3月11日、Sさんはいつものように
海から2kmほど離れたお店にいました。
立っていられないほどの揺れで、お魚は床に散乱しました。

「津波警報が発令されました・・・」というアナウンスが聞こえました。
アナウンスを聞いた時点で逃げた人は少なかったと言います。

今までにも何回も津波警報は発令されていて、
水が来たとしても5cmとか10cmとかだったので、
今回もそんなところだろうと思ったそうです。

「もっと違う言い方をしてくれれば・・・
いつもと違うんだ!って、
切羽詰った感じが伝わっていれば、逃げたと思う。」


爪痕
津波の力はハンパじゃない 鉄のポールもグニャリ

Sさんは念のためにほんの30cmほど高くなっている
向かいの駐車場に行き、車に乗り込みました。
ラジオも聞けるし、十分な対応だと思っていたのです。

水かさがどんどん増していきましたが、
いつものようにすぐに引くだろう、と
思いつつ、過ごしている内に一晩が経ち・・・

朝になり、
やっといつもとはレベルが違う事を認識し始めました。

近所の人がボートを出してきてくれて、
無事だった知り合いの家に避難するから乗れ!と
言ってくれたので、同乗したそうです。

ところが途中でバランスを崩し、ボートから落ちてしまいました。
その時、水かさは胸の辺りまで来ていることに気づきました。
その時点で、携帯も水没してしまったわけですね。

津波の日、石巻でどう過ごしたか その2
に続く

テーマ:サバイバル
ジャンル:ライフ

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 yoyo

Author: yoyo
元オーガニック系シェフ・現ヒプノセラピスト。食べ歩き、レシピ、山菜キノコ採取、お散歩、セラピー関連など、私の日々を綴ります。私がどんな人間か知っていただければ嬉しいです。

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